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高森明勅
2016.12.18 23:00

気合いの「帯文」

過日、神保町の三省堂書店本店に立ち寄ると、月間売り上げベストテンの
コーナーがあった。

「新書部門」を覗くと、拙著『天皇「生前退位」の真実』がギリギリ10位に
ランクイン。

毎月膨大な新書が刊行されているから、
健闘していると言うべきか。

別の日に新宿の紀伊国屋書店本店に赴いた。

既に初刷は売り切れたのか、増刷した拙著が並んでいた。

初刷と増刷分では帯が違う。

初刷は白地に「御意のままに。」というメインコピー。

増刷分は赤地に
「国民の9割が『天皇陛下のお気持ちを叶えたい』と思っているのに…」
という文言に続けて、メインコピーは
「今、天皇陛下の想いが、
ふみにじられようとしている。
それは、なぜなのか?」。

担当編集者の気合いが伝わってくる。

なお増刷に当たり、153ページに相続税法第21条の3の改正も
必要との趣旨を、
行数が増えないように最小限の文字数で入れた。

兵庫県の税理士で私の動画をご覧戴いている方からの
質問に触れて
おられたので、追加する必要を感じた。

感謝。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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